第6回家庭教育講座
「ネットいじめについて」
日時:2024年11月11日
講師:一般社団法人 共生と共育ネットワーク 理事 青山真理氏
ご参加いただいた保護者の方からいただいた感想を掲載します。
4年生保護者
感想は以下の通りです。
現代のデジタル社会でどう振る舞うのが正しいか、デジタルネイティブの子どもを取り巻く環境をデータで学ぶだけでなく、思春期の子ども達に保護者としてどのようなアプローチが効果的かなどが具体的に学べました。
いじめ対策について、シンガポールやカナダの教材などでは、傍観者教育が行われている事を知りました。
またいつもと様子が異なる子どもと話す際には、リフレクション(内省)的視点で、本人の経験、感情、価値観から来る意見を傾聴しながら紐解く必要があることも学べました。
子どもには実例含めてリスクを伝えていきたいと思います。
2年生保護者
目に見えないインターネットの世界で生きる子供たちにとって大切なことは、必要な情報を取捨選択できる力を身に付けること、家庭での会話によってトラブルに遭遇する危険を未然に防ぐこと、ゲーム依存症の深刻性を知ること。
アンガーマネジメントとリフレクション(内省)の手法も交えながら、講義とワークで学ぶ大変有意義な時間でした。
高校教諭として、また全国各地の学校での講演・啓発活動で活躍されている青山先生の、子供たちの想いを尊重した指導方法はとても勉強になりました。
スクリーンタイムの管理や、画像・動画投稿の際の注意点、親の想いが子供に伝わる声掛けの仕方(ここでアンガーマネジメントを活用します)、今日から実践できるお話をたくさん聞くことができました。
私は以前アンガーマネジメントを勉強した経験があり、日々の生活にも取り入れているところですが、あらためてその重要性を感じました。
また、いじめ構造をなくすために、傍観者教育が学校で進められていることも知りました。
文京区では令和8年4月に「こどもの権利に関する条例(仮称)」が施行予定です。
子供たちが健全に育つ、より良い環境づくりに努めていきたいと思います。
ありがとうございました。
2年生保護者
デジタル時代の中の市民としてどうふるまうのが正しいのか?
正しく情報を見きわめ、家庭ではインターネットについて細かく会話し、自らが「何が正しいのか」を判断できる力を身につける、ということでした。
いじめ対策については傍観者教育(傍観者がいじめを止めると約6割のいじめが10秒以内に終わる)が行われていてとても重要な事だと知りました。
大人はいじめを見つける努力より、日頃からいじめに関する知識や行動を教える方が子供が傷つく機会をはるかに減らせるということです。
子供との対話にはアンガーマネジメントとリフレクション(内省)的視点を交えながらが有効であるということ。
また、ネット中毒やゲーム依存症はアルコール中毒やギャンブル依存症と同様であるという事実を伝え、自らを自制できるよう促していきたいと思います。