2025年6月25日(水)に開催されました、文京区スクールガード連絡会に参加された保護者の方から感想を頂きましたので掲載いたします。
内容:第1回スクールガード連絡会
日時:2025年6月25日(水)
講師:Go! Go!! 市民防犯推進プロジェクト主宰 武田信彦氏
3年生保護者
スクールガードの意義、地域で見守りをすることの大切さ、子ども自身にも防犯意識を持ってもらうことの大切さ(大人がいくら見守っていても限界があるため)を学びました。
子どもだけになる瞬間、一人になる瞬間が危険だそうです。なるべく一人にならない、人が多い道を通るようにする、一人になったら周囲に気を配るなど、親や周囲の大人から子どもに伝えることが大切なのだと思いました。
また、外国出身の親御さんの場合文化が異なるため、スクールガードや地域の見守りを理解するのが難しかったと言う意見がありました。
根津小学校でもそのようなルーツを持っ親御さん向けに、わかりやすく伝える必要もあるのかなと思いました。
地域防犯について、視点が変わる学びの多い講習でした。。
2年生保護者
「スクールガード連絡会」受講レポート
開催概要
日時:2025年6月25日(水)
主催:文京区教育委員会
形式:講演+グループディスカッション(全8グループ・各4~5名)
講師:武田 信彦 氏(市民防犯インストラクター/詳しくは公式サイトをご参照)
講演のポイント
(1)文京区におけるスクールガードの歩み
制度は最初、区内3校で実施されていたものが、20年かけて全校に拡大。
現在は約4,000名がスクールガードを担う体制が整備。
(2)反射ストラップの導入
従来のベストに加え、反射ストラップを試作・披露。
ベストに抵抗を感じる活動参加者への配慮。
今後の普及が課題。
(3)武田氏(48歳)の講演内容
①経歴
日本初の市民防犯インストラクター。大学時代から防犯NPOに参加し、渋谷・池袋で防犯リーダーも務めた。メディア登場多数。
②市民防犯の5W1H
What:犯罪抑止・助け合いの場づくり。
When/Where:道路・公園など不特定多数の場で、「何気ない瞬間」が狙われやすい。
Why:通学路は通学専用で整備されたものではなく、子どもが“人目がある”だけで犯罪抑止に繋がるため、市民防犯活動は非常に肝要。
How:スクールガードによる笑顔・挨拶で「見守り存在」を示す。ただし、直接指導やハラスメントにならないよう注意が必要。
③課題
学校の教育方針(「知らない人と話さない」)とスクールガードの「笑顔で挨拶」というメッセージのズレがある。見知らぬ人でもストラップ・ベストで「見守り人」と分かれば、対応が変わる可能性大。
④相談窓口の案内
事件・トラブルがあれば、110のほかに#9110(所轄への相談窓口)も活用可とのアドバイスがあった。
⑤公式HP
所感
・スクールガードの皆さんには、日々の安全見守りに心から感謝。
・活動中はベストやストラップを着用し、“顔見知り”であることを意識的に示すことが重要。
・「人目がある」「大人がそばにいる」という気づきを子どもたちに伝える工夫を継続したい。
・今回のストラップが定着し、地域に広まれば、子どもも安心して声をかけやすくなると期待。